2013年9月2日月曜日

初海外透析@スコットランド

先週,8月末に,スコットランドのエディンバラへの出張があり,
2日間の出張だったのですが,その二日間とも,
透析を受けました.

そのことについて,準備から,重要なところを書いていきます.

●3ヶ月前
出張が決まったので,どこで透析を受けるのか,
施設選びが始まりました.

Holiday Dialysis in Edinburgh, Scotland, UK

結局,ネットで検索して,ここに決めました.
Webページを見ると,透析装置4台と,看護師2人で運営されているそうで・・・.
なにやら,一抹の不安を覚えますが,そこしか無いので,ここに決めます.

病院のwebページから,Booking→the required documents using this link のリンクをクリックし,
必要書類をダウンロードして,注意事項を読んだり,必要事項を記載したりします.
また,日本の病院側に描いてもらわないといけない書類や,
やっておかないといけない検査(感染症とかエイズとか)の結果を書く紙もあります.

それらを書いて,病院同士で事前に連絡を取り合ってもらって,
準備を開始したのが,この時期でした.


●1ヶ月前
実際に,感染症検査とか,色々検査をしたのはこの時期です.

この時期に,保険還付の話とかを調べて,準備しておくと良かったのかもしれませんが,
僕は気づかなかったので,帰国後にその処理をすることになりました.

必要な書類の殆どは,病院側が準備してくれるので,それを手に
海外透析施設へ向かうのみです!


●透析日
ヨーロッパへは,飛行時間が長く,飛んでいったら,その日orその次の日には
透析を受ける必要があります.
また,帰りの前にも透析を受けとかないと,飛行機内では透析受けられないので危険です.

私は,2日間エディンバラに滞在したのですが,その2日とも,連続で
透析を受けました.


透析施設をgoogleマップで調べておいて,そこに向かうと,
小さい施設がありました,施設というか,一室.
そこにリクライニングソファが4台,透析器が4台,
看護師のおっさんが1人居るだけでした,

しかも,2日間とも,患者は僕一人,
僕と,おっさんの二人きりで,4時間半透析を楽しみました,

●1日目
1回めの透析は,針刺しもうまくいき,血流も良かったので,
安定して透析を行うことが出来ました.

透析中は,サッカーの試合をおっさんと見ながら,
色々と楽しい話を聞かせてもらいました.

休憩時には,おっさんがパンを焼いてくれて,
これがまた,絶品の旨さ!さすが,お茶の国だけあって,
スイーツが上手いんです.

そうこうしていると透析終了の時間になりました.

難なく終了.
次の日の透析も楽しみでした.

ホテルまでは,taxiを呼んでもらって帰りました.

●2日目
2回めの透析は,針刺しがうまくイカず,何度かチャレンジしたんですが,
よく血が取れる部分に,針が刺さらず,結局,針が刺さった1箇所を使って,
シングル透析というんでしょうか,血液を取って→透析して→戻す
というのを,ある程度まとめやるという,針を1本しか使わない透析方法で,
透析しました.

あまり効率よく透析できた感じではなく,体調も,万全にはなりませんでしたが,
透析を終了しました.

この日には,日本に帰った時に,保険還付を受け取るための書類を
書いてもらおうと思っていたんですが,何をかけばいいか,おっさんもわからず,
とりあえず書類を作ってもらい,ダメだったら,また作ってくれるそうです.
頼りになります.

透析終了後に,透析料金を払います.
1回300ポンド.2回で600ポンドです. 600ポンドは,日本円で9万円程度です.
問題が起こらないように,現金で用意しておき,現金で払いました.

●帰国後
現在,文部科学省共済組合に対して,治療費還付の申請をしています.
進展があれば,ここに追記します!

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