2006年6月9日金曜日

再現率と適合率

僕は,よく靴下を左右別の色で履いたりしていました.
最近はそんな事はなくなりました.
といっても,白の靴下しか履かなくなったからなんですが・・・.

靴下の山から,手探りで同じ色の靴下を引き抜くのは
なかなか大変な作業ですよね.

例えば,靴下が100枚(50足)あって,色も数種類あるとします.
その中に白の靴下が10枚あったとして,
手探りで,何枚か引き抜くことを考えます.
狙いは,白の靴下です.

そのときに,12枚引き抜いたとしましょう.
その12枚の中に,白の靴下が,8枚含まれていた場合には,
本当は10枚ある白の靴下の中から,8枚を拾い上げる事が出来たので,
この場合は,再現率(recall)80%(8枚÷10枚)になります.

また,引き抜いたのは12枚なので,
適合率(precision)66.7%(8枚÷12枚)となります.

再現率は,本来ある数(この場合,白の靴下10枚)の内,
何枚をとる事が出来たか,
適合率は,自分が引き抜いてきた中(12枚)で,狙いのもの(白の靴下)を
何枚とる事が出来たか
を表します.

この,再現率・適合率という言葉は,工学ではよく出てくるものなので,
皆さんも,是非覚えて帰ってください(〃゚ω゚〃)

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