どうもこんばんは.
睡眠薬を飲んだ,西村良太博士(工学)31歳です.
最近は,右を向いても左を向いても,
皆STAP細胞,小保方氏の話ばっかりです.
透析を受けに病院へ行っても,
そこの看護師さんに,
「小保方さんはどうなの?私はSTAPはあると思うけど・・・.」
と尋ねられる始末.
そこで,同年代の研究者として思っている事を,
この誰も見ていないブログに書き散らかしておこうと思います.
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まず,STAP細胞があるか,無いかについては,
僕は全く興味がありません.
科学的に言えば,「無い」ということになります.
なぜかといえば,あるということが,きちんと科学的に
証明されていないからです.
今後,どこかの誰かがSTAP細胞を発見し作り出し,
きちんと論文にまとめ,発表し,周りも作ることができたら・・・.
そういう科学的に「ある」と完璧に言える状況にならないと,ダメだということです.
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小保方さんが「もし私に,研究を続ける権利があるならば・・・」
と,面白いネタを披露していましたが,本気で言っているとしたら,
その答えは「権利なんかあるはずない」ということになります.
「画像を悪気なしに取り違えただけ」と言っていますが,
普通の科学者なら,取り違えません.
ミスは起こりえるかも知れませんが,そのミスの度合いと,小保方間違いとは
全く違う次元のものです.
見やすくなるように,画像の一部を貼り替えたなんていうのは,
10000円がもっと使えるように,数字の横に0を書き足して
100000円にしておいた.と同レベルの話です.
画像を取り違える人は,薬品や機材,細胞も取り違えます.
こういったものを厳重に管理し,絶対ミスなく実験していく必要がある世界です.
そんなところで,小保方さんみたいな,取り違えのボケボケな人に,
そんな慎重な実験を任せられるはずがないし,
小保方さんからあがってくる実験結果が使い物になるとは思えません.
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その行動も去ることながら,記者会見ではこんなネタも披露してました.
小保方:「画像が数百枚あったので,間違えた」
科学者は間違えません.100万枚あっても間違えません.
間違えないように,管理されてあるべきものなのです.
しかも,論文中で非常に重要な意味がある図です.
しかも,その論文自体も,Nature誌という自分の人生を左右するような
超重要タスクである論文.
小保方さんは,
これまでにミーティングで使ってたパワーポイントで
ずっと使ってた図だったから,今回の論文でもその図を使った.
といってましたが,もう意味がわかりません.
これを皆さんにわかりやすくお伝えするなら,
このようなことが起こっています.
> 元カレと今彼が,いつも遊ぶグループに居て,よく遊ぶ.
> 結婚式の日に,どっちも会場に来て,どっちが今彼かわからなくなって,
> 間違って元カレと登壇してしまった!!!!
>
>ごめんなさい.悪気はなく,間違えて元カレと挙式と入籍を済ませてしまいました.
>もし私に,今後も今彼と夫婦になれる権利があるのなら・・・・」
みたいなことなんです.
やりちらかしまくり.
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あと,会見を見てみて思ったのは,違和感
小保方「STAP細胞200回以上成功しています」
200(個)以上成功 なら,できるのかもしれません.
200回以上成功となると,毎日1回作っても,200日かかります.
他の実験をしたり,論文書いたり,他の論文の査読をしたり,仕事は山積みです.
1週間に2回成功したとすると,100週間成功し続けてます.
これはつまり,2年間STAP細胞作成に成功し続けているのとおなじになります.
そんな規模で作れてるのなら,最新版の作ってる時の,一番最初から一番最後までの
一連の動画を,複数のビデオカメラで録画すれば良いだけの話だと思います.
小保方さんが最初に話題になった時,国際会議で発表する1週間前から
その分野に強くなるために関連論文を200本読んで発表に挑んだ という逸話があります.
7日で200本です.
普通の生活だったら,1日10時間仕事をしたとすると,
70時間で200本の論文を読んだ事になります.
4200分で200本.
単純に割ると,21分で1本の論文を読んでます.
小保方さんが得意ではない分野の論文を
1週間,1日10時間論文読みっぱなし状態になって,
1本21分で読みまくりで,はたして内容理解ができたんでしょうか.
むしろ,発表を1週間前に控えた人は,発表内容を良くするために,
発表スライドを直したり,英語だったら,英語の発音が良くなるように
発表練習を繰り返すなどの時間が大切なはずです.
それなのに,論文200本も読んだ(流し読み)というタスクで,
こなせるはずもないし,無駄なことなのに,話題にするために
言ったとしか考えられません.
●●
理研の野依さんの発表では,
野依「若者研究者の倫理観や,論文のチェック体制など・・・」
というところをチェック対象としていましたが,
若手研究者の倫理観が低くなってきているのではありません.
小保方氏個人の倫理観が低いだけです.
小保方さんは,大学生時代の出身研究室での指導のされ方が
ひどかったんでしょう.
普通は,その期間で,研究するための色々なマナーを叩き込まれるはずなんですが.
その昔の酒鬼薔薇聖斗や秋葉原殺人の加藤などは,
私西村と同じ1982年頃の生まれの人たちで,
この世代は切れやすい若者というくくりで呼ばれていました.
20代は殺人や犯罪を起こす!!!というような話になっていました.
酒鬼薔薇聖斗や加藤は,実際に切れて行動を起こしましたが,
これは,この二人が個人的に,切れやすい特殊な人だったということなんです.
それを,あたかも,存在する全ての若者が全員犯罪者予備軍だ!
みたいな言われ方をされて嫌な気分になっていました.
実際の状況としては,ほとんどの若者は普通だったわけです.
一部,気が違っている奴が居たというだけなんです.
ですから,理研の発表の件「若者研究者の倫理観」
につては,小保方さんの倫理観が無いだけで,
一般的な30代の研究者は,しっかりとした倫理観を持ち,研究活動に
真剣に取り組んでいます.
その研究者は,画像を取り違えることなんて無いし,
取り違えないように,正しくわかりやすく整理された環境にデータを置きます.
つまり,重要な場面ではしっかりミスなく仕事をこなせる人が
科学者になる権利があるわけであって,その試験が博士論文ということになります.
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この博士論文.
これについても,小保方さんはぼろぼろだったということで,
本来は,博士論文執筆作業を通して,色々な執筆ルール,倫理観を学ぶものですが,
そこで,他論文から盗用(コピペ),引用文献がめちゃくちゃ,などなど,問題だらけ.
つまり,小保方さんには,博士の資格も無いに等しい状態であるわけです.
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まとめますが,皆さんが勘違いされているところを正そうとするなら,
・小保方さんは,バグってる
・当然今後は,研究させられない.(実験結果を信頼出来ない)
・ほとんどの30代若手研究者は,超真面目にすさまじく素晴らしい論文を発表している.
・理研の小保方さん周りの若手研究者の調査は,しっかりやってもいいと思いますが,
もうこうなったら,若手とか関係なく全年齢の研究者を,ガチガチに調査してみてください.
たぶん,理研はもうだめです.
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色々な,科学・工学とは関係ない,友人や知人から
良く質問を受けるんです.
そんな時には,上に書いたようなことの要約を話しています.
TVの放送のせいで,一般市民は
小保方氏はまじめに研究している若手で,
理研という大きな組織に潰されようとしている!!!
という思いを持っているようです.
実際は全く逆です.
気を抜いてたらたらしていた理研に,
バグった若い女子が入ってきて,
それが世間にバレて,やばい!
とりあえず女子だけ潰して,理研だけ助かろうとしているが,
理研もそのうちヤバイ.
というストーリー.
この場合,小保方さんも元から何もできないバグった女子なので,
理研に潰されなくても,今後もなく,潰れていく人です.
一人で潰れるか,理研を巻き込むか.
今後面白くなるところは,そこの部分なので
皆で注目して楽しみましょう!!!
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数少ない,ここまで読んでいただいた方,
ありがとうございました(〃゜ω゜〃)
なにか,お気持ちや感想,あいさつ,持論を
コメントで残して頂けると嬉しいです.
よろしくお願いいたします.
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