西村良太です.
6/11(日)は,大阪の森ノ宮ピロティホールにて開催された
手塚治虫原作の漫画の舞台化
「上を下へのジレッタ」を観劇しにいきました.
妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」 | Bunkamura
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_jiretta/
図01:森ノ宮ピロティホール
舞台が千秋楽を迎えましたので,
ネタバレしてもいいかなと思い,ブログを書きましたが,
感想ばっかりになって,ネタバレ要素がありませんでしたρ
●会場について
会場に到着すると,会場の周りには
年齢層が高めの女子達ばかりで,
普段の翔子の現場とは違う空気が漂っていました.
会場はとっても広くて,座席数は1000席
ブラックメリーポピンズのときの
東京公演の世田谷パブリックシアターでの座席数が
600席であったことを考えると,
倍ぐらいに増えていることになります.
その1000席の座席が全部埋まり,更に立ち見まで出ていました.
とんでもないことです.
それも,主役の横山さんの成せる技ですが・・・.
●奇跡の席移動
ジレッタのチケットは,ジャニヲタの方々のパワーによって,
とんでもなくレアチケット化していて,全くてにはいりませんでした.
中川翔子ファンクラブ枠で注文していましたが,僕は抽選に漏れて,
チケットを入手することは叶いませんでした.
僕の妻のさぁたんも,FC枠で申し込んでいましたが,
外れてしまいました.
仕方がないので,ツイッターに
「ジレッタみたいよー!」と発言すると,
チケットを余らせて困っているジャニヲタの方々から
お声がけを頂いて,なんとかチケットを入手することができました.
ただ,1枚ずつ別々の方から譲っていただいたので,
1枚は指定席券,もう1枚は立ち見チケットでした.
僕は,さぁたんにちゃんと舞台を見てもらいたかったので,
さぁたんには,指定席で観てもらうことにしました.
僕は,立ち見で入場したわけですが,
入場前に列を作っている段階で,
会場スタッフが前から順番に何かを話しています.
僕の番になって,話を聞くと,
関係者席に空きが出た場合に,
立ち見のチケット番号が早い人に,
優先して関係者席を開放するというものでした.
チケットの差額分1,500円は必要ですが とのことでしたが,
そんなもの屁でもないので,
すぐにその話に乗ることにしました.
ただ,本当に関係者席が空くかどうかは,
開始5分前ぐらいにならないとわからないということで,
その段階で,立ち見席にスタッフが結果を告げに来るとのことでした.
会場に入って,立ち見席でチケットを手に持って
ぼーっと舞台を眺めていると,隣のお姉さんが話しかけてきました.
お姉さん:「ちょっと!スタッフに呼ばれてませんか??」
お!
僕は全然聞こえませんでしたが,僕が呼ばれていて,
反応していなかったので,次の候補の人に
権利が移りそうになっていたところでした.
なんとかギリギリ,関係者席に座ることができました.
座席は,センターブロックの,真ん中通路の直後,
いわゆる「通路最前」になりました.
いやはや,立ち見で見ることを覚悟していたのに,
めちゃめちゃ良席に移ることができて,
感激な観劇スタートになりました.
(。>﹏<。)
●翔子ヲタのたけちゃんと遭遇
舞台の話に行く前に,翔子ヲタの「たけちゃん」と
遭遇した話を書きます.
たけちゃんは,ほぼすべての翔子イベントに参加し,
翔子が「◯◯食べた」とツイートしたり,テレビ番組で
何か食べたりしたときには,即日その料理を食べに行くという
レジェンド的翔子ヲタなのですが,
そのたけちゃんのレジェンドぶりを,この日も思い知らされました.
舞台の休憩時間に,たけちゃんと遭遇し,
一緒に喋っていたんですが,
たけちゃんは,もう既に翔子の舞台を何度も見ていて,
内容も完璧に覚えているわけなんですが,
翔子が舞台中の何分ぐらいに,何分間出演したかとか,
その出演シーンにどのような衣装を着ていたかとかを,
メモしていました.
これには僕は驚いてしまいました.
僕はそんなことはせずに,ただぼーっと舞台を見ていただけなので,
(日頃,コンサートを見るときも,ぼーっとしてる)
気を引き締めて,ヲタ活動に精進しないとなと,
自分の生活態度を改めさせられた出来事でした.
舞台が終わった後は,たけちゃんと僕とさぁたんの3人で,
道頓堀のお好み焼きやさんに行きました.
ミシュランの星を獲得しているお店らしく,長蛇の列でしたが,
頑張って並んで,お好み,焼きそば,明石焼き,どて煮を
食べ尽しました.
どれもこれも,めちゃめちゃ美味しくて,ビビり倒しました.
図02:さぁたんと僕(お好み焼き屋さんにて)
図03:料理たち
●舞台の話に戻って・・・
今回の舞台は,手塚治虫先生の伝説的漫画の舞台化なので,
手塚治虫先生大好きっ子の僕としては,
手塚治虫+中川翔子 という,美味しいところだらけの
イベントだったわけです.
舞台の内容としては,やはり漫画のすべてのあらすじを詰め込むのは無理なので,
かなり端折ったストーリー展開でした.
僕は原作を読んでいたので,それをなぞる形で舞台を見られたので,
ストーリーが追いかけられましたが,
原作漫画を読まずに,舞台が初見の場合には,
なかなかわかりづらい展開だったのではないかなと感じました.
何度も舞台を見に行っている人たちのツイッターを見ると
「2回目は,あらすじも分かっていて,落ち着いて見られたので,
歌詞の内容も聞き取れて,ストーリーがしっかり理解できた」
という意見が多く上がっていたので,
あらすじを知らずに参加するのはなかなか厳しかったようでした.
ただ,舞台としては本当によくできていて,
とても楽しい舞台だったので,
ぜひ映像化してほしかったのですが,
この作品は映像化されないということで,
非常に残念です.
●ブラックメリーポピンズと比較すると
シーンがいくつもあって,その都度シーン転換があり,たのしかったです.
また,登場人物も,ブラックメリーポピンズは,
家族の4人+家庭教師1人の合計5人だけでしたが,
ジレッタは,主要な登場人物だけでも,それ以上いました.
さらに,モブキャラクター的な方々も沢山いて,
その方々が活躍する色々な仕掛けもあって,
それもまた舞台を楽しく,派手にしている要因となっていました.
あらすじ自体も,ブラックメリーポピンズはずっと暗い・怖い内容でしたが,
ジレッタは面白くて明るい内容だったので
(全体を通して,手塚治虫が何を言いたかったのかとかは抜きにしてですが.)
楽しく見ることができました.
●横山くんの歌唱力について
これは,ジャニヲタの方ともお話して,
共通認識なようなので,お話しますが,
横山くんの歌は,なんというか個性的というか・・・・.
横山くんヲタの方も,
「関ジャニ∞の中でも,一番うまくないから・・・.」
ということらしく・・・.
他の共演者の方や,翔子も,
歌が結構上手い人が取り囲んでいたので,
余計に目立ったのかもしれないですが,
なんというか,横山くんは主役で
たくさん歌パートがあるから,余計に
耳に残ったのかもしれません.
なので,歌を聞いている途中に
「えっ?えっ?」となってしまって,
内容が頭に入ってこないことがよくありました・・・・.
●翔子の歌唱力
いい意味で舞台慣れもしてきていて,
今までの経験値を活かした,素晴らしい歌唱でした.
のびのびと演じていて,安心して観劇していられました.
●気になったこと
翔子が演じていたキャラクターは,
普段は太っていて不細工だけど,お腹が空くと
絶世の美人になるというものでした.
これを,舞台上でどう表現するかがミソだったわけですが,
結果的には,目の周りの仮面と,
首周りに太ったように見せる衣装を付けることで,
不細工←→美人 を切り替えていました.
しかし,この不細工役に転換した時の変化が
小さくわかりづらかったです.
客席が広かったので,より見にくかったのかもしれませんが,
不細工役の衣装で出てきても,ちょっと体がふんわりしたかなー?
というぐらいで,遠目で見ると,翔子の可愛さオーラで
違いがわかりませんでした・・・.
あと,舞台上で早変わり的にパッと 不細工←→美人 の
転換が行われたのは1回だけだったのが残念でした.
●●
というわけで,
とりとめもない感想ブログですが,
舞台としては,しっかりしていて,とても楽しいものでした.
何度も書きますが,映像化しないのが本当にもったいないです.
なんとかならないかなーρ
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