2009年11月8日日曜日

腎臓病メモ

現状と今後をメモ。

母さんと父さんがどうにも勉強不足なので、
母さんも読むであろう
mixiにメモしておきます。

ちなみに、父さんも同じ病気。腹膜透析中。
クレアチニン値11程度。

携帯から、記憶を頼りに書くので、間違いがあるかもしれません。

病名:IgA腎症
原因:まだハッキリしていないが、
免疫グロブリンが体内で生成され、腎臓の糸球体に沈着し、糸球体が死滅していき、血中の毒素が排出できなくなっていく病気。
要は、体の中のタンパク質が、腎臓に詰まって、そこから死んで、二度と復活しないということ。
腎臓が悪いと血が汚くなっていく。

IgA腎症の原因が直接腎臓にあるわけではないので、腎臓をとりかえてもダメ。

扁桃腺から原因物質が多く出るようで、扁桃腺摘出後、ステロイド注射治療を継続することで、進行を遅らせることが可能。

ただし、死んだ腎臓は再生しないので、現状維持か悪化するしかない。

IgA腎症の治療は、この悪化をなるべく遅くさせ、透析の時期を遅らせることにある。

透析には二種類ある。
・腹膜透析
ヘソの横辺りに、手術でチューブを取り付ける。
チューブから、「液体を入れて、しばらく放置して、排出する」を、毎日、数時間置きにやる。合計五回ぐらい。
日本でこれをやっているのは、一万人ぐらい。

・血液透析
良く世間で言われる透析はこれ。
三日に一度ぐらい、病院で数時間かけて、血液を綺麗にする。
普通の血管では細くてできないので、手首の血管をいじくる手術をする。
日本で、今は25万人ぐらいかな。


あとは、上記の二つの透析の併用なんかが、最近でてきています。

ただ、悲しいのは、透析が始まると体への負担が大きく、予後の寿命は、通常の半分だと言われています。


父さんは、去年54歳で腹膜透析開始です。
腹膜は、液に何度も浸していると、だんだんと使い物にならなくなっていきます。今は液体が進化して長くできるようになりましたが、それでも五年ぐらいでしょう。

遅くても、60歳で血液透析開始。
80歳が寿命なら、70歳で終わりです。
こういう流れ。


一方、僕は、現状からいって、
30歳ぐらいからの腹膜透析開始は免れません。今、27歳です。
そして、例によって腹膜透析は5年で出来なくなります。35歳。
血液透析に移ると、寿命の半分なので、80歳として、
80-35=45
45/2=22.5
ということは、良く生きて57歳ぐらいです。
しかし、まだ問題があって、僕はアトピーなどのアレルギーを多く持っていて、バファリンを飲むとアスピリンに反応して喘息の呼吸困難になったりします。
腹膜透析は、チューブが刺さっている傷口が化膿したりすると、体内に直接ばい菌が入り、腹膜炎を起こして、悲しい結果になります。
血液透析もしかりです。
手首が化膿したら同じ様な事になります。


まあ、なんにしろ、僕は良く生きて50歳くらいです。


これは悲しいです。
50歳までピンピンで、コロッと逝くならあれですが、
それまでにも、ダラダラと病状は悪化して、しかもそれぐらいの寿命なのが分かっているんです。


こうなると、結婚もできない。
余命一ヶ月の花嫁はありますが、逆は聞きません。
僕も、娘の父親で、娘がそんな男を連れて来たら、大喜びで結婚賛成!とはいきません。


さらに!
僕は、今までそれなりに張り切ってきました。
この二三年は、やっぱり体調が万全ではなくて、勢いは目に見えて衰えましたが。

しかし、今回の 倒れた→入院 の流れで、父親は「学校止めろ」の一点張りです。

あと、一年以内に死ぬ というのなら、止めて余生をコロコロしますが、短く考えても、あと20年は生きてかないといけないんです。学校を止めたところで、何にもなりません。

そして、学校を続けて卒業→就職しても、僕の病気の経過は上に書いた通りなので、喜ばれるどころか、病状が進行するたびに「止めろ、止めろ」と、がっかりされるだけです。

かなしい。

生きていく目標が、見えてきません。


腎臓移植も、父さんの腎臓は既に死んでいるし。
母さんは、ちょっとしたことでもビビり倒すので、
腎臓を取る→関係ない腹痛起こる→腎臓無いからだ とストレスが溜まる→ホントに体調不良になる
という流れになるのは見えているので、貰いたくないんです。しかも、腎臓を一個取ったら、半分死んだのと同じになるので、取ったあとは、慢性腎臓病患者として、治療を受けて行かなければなりません。



これなに。
酷い状況だ。

僕は知恵が足りないので、解決策求む。

どうなたら、解決かもわからない。


誰か結婚して。


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