どうも.
西村良太です.
僕は透析を受けています.
左の自己紹介欄にも書いてあるんですが,
以下の様な状態です.
・2007年からIgA腎症が急激に悪化
・2010年から腹膜透析(テルモ)導入
・2011年から血液透析導入
・現在,月水金の夜に透析
月・水:4時間半.金:6時間
ですので,週3で透析をうけないといけなんですが,
仕事の関係で,学会に参加することもあり,
全国各地へ出張することが多いです.
その時には,出張先で透析をうけることになるんですが,
予め予約をしておかないといけません.
僕が知らないような昔は,とても苦労したんだろうなーと思いますが,
今は,ネットで色々と調べて,便利に病院を選んで予約することができます.
といっても,透析用の検索システムや予約システムが有るわけではありません.
ネットの申し子,西村良太が普段どのようにして病院予約をしているかを,
以下に紹介したいと思います.
透析患者さんで,これから旅行透析にチャレンジしたいと思っている人の
ヒントになれば嬉しいですρ
順を追って説明していきます.
●●
1:出張先が決まる
まず,僕の場合には,学会開催の案内が流れてきた時に,
出張先,旅行期間がわかります.
今回は,仮に以下の様な目的で出張することを考えます.
場所:東京大学 本郷キャンパス
期間:月曜〜水曜
●●
2:旅行期間を考える
僕は透析を月・水・金で受けています.
上記旅行期間では,月・水がかぶっていますが,
ここでも考えることがあります.
案1:月・水の2回の透析を出張先(東京)で受ける.
案2:月の透析を出張先(東京)で受け,
水の透析は帰宅(名古屋)して受ける.
いろいろな状況に応じて考えましょう.
基本的には,水曜日も東京で受けるほうが正解です.
なぜなら,交通機関が止まったりして,
自分が移動できなくなる可能性があるからです.
●●
3:透析病院を探す
僕の場合には以下のようにします.
・googleで出張先の会場を検索
・右上の方の地図をクリックして,検索した場所の地図を表示
(はじめから,googleマップで出張先を検索してもいいけどね)
これで,旅行先の土地勘を頭に入れます.
そして,この地図は開いたままにしておいて・・・・
・透析患者.comで病院を検索する
http://www.tosekikanjya.com/
「無料検索→」をクリックして検索をします.
しかし,検索だと住所(市町村)の区切れ目で
うまく検索出来ない場合もあるので,検索ではなく,地域指定をします.
↑の画像の画面から,下の方にスクロールします.
↑この中の「東京」をクリックしましょう.
↑この画面が出ます.
地図の「+」を押して拡大させるとともに,
地図をドラッグしてスクロールさせ,目的の場所の地図を表示させます.
↑東京大学の周りの地図です.最初にgoogleマップで検索した地図にあった
周りの駅等を頼りに,場所を探します.
そして,透析患者.comの地図上には,「B」や「C」などの記号が
表示されているはずです.それが,透析患者を受け入れている病院です.
上の画像は,「C」の一つをクリックしてみた図です.
ここの情報を入手するためには,名前をクリックします.
↑のように,病院の情報が出ます.
ここで,旅行透析受け入れを行っているかを確認します.
また,僕の場合には,夜間透析が行われているかもチェックします.
この病院でダメな場合は,ブラウザで戻って,
透析患者.comの地図で表示された
他の病院の情報を見てみます.
・ここまで来て,透析病院が見つからない場合には
googlemapで「透析」で検索し,他の病院を探します.
透析患者.comで出てこなかった病院でも,googlemapで
表示される場合があります.
しかし,「透析」で検索すると,透析病院以外にも,機器販売会社や,
機器製造会社など,他のものも出るのでしっかりチェックしてください.
・透析をしたい病院の情報を,日頃透析を受けているクリニックに伝える
透析の病院が決まったら,私は以下の情報を,日頃通院している病院の
ケースワーカーさんにお伝えして,旅行透析の予約をとってもらいます.
→透析の日程
→希望病院 : 病院名,住所,電話番号 など
→希望時間帯(夜)
→食事の希望(有) : 他の病院でどのような食事が出るか興味があるので
食事の提供がある場合には,
必ず注文するようにしています.
・予約完了
このような流れです.
旅行透析の場合に準備するものは,だいたい以下のものです.
→お金(県外での透析では,1ヶ月1万円の料金がかかります.
2ヶ月にまたいで透析を受ける場合には2万円かかります.
忘れないように,使うお金とは別に持っておきましょう)
→パジャマ
→ティッシュ
→絆創膏
→止血バンド
→ハンドタオル2枚(枕に敷く)
→バスタオル1枚(ベッドに敷く)
→イヤホン(テレビが見られる場合)
→スマホ(スマホが透析中に使えるかどうか聞いておきます.
スマホが使えると,暇つぶしに便利なので
最近は殆どの病院で使えるようになっています)
→身体障害者手帳や,各種保険系証明書
・・・・
以上です.
どうでしょうか.
とても便利になっているのではないでしょうか.
透析を受ける先の病院のwebページも予め見ておいたほうがいいかもしれません.
webページの完成度や書いてある内容から,病院の雰囲気などもわかりますからね.
ちなみに,僕がこれまでに旅行透析した病院の一覧を,
以下に示します.
ほとんどが日本ですが,
イギリスでも一度,透析を受けました.
その時には,外部の透析予約業者に頼んだのではなく,
自分で申請書を翻訳したりしながら,普段通っているクリニックの
ケースワーカーさんにも手伝ってもらって,自分で申請しました.
詳しくは,このブログの記事を御覧ください.
http://sayonari.blogspot.jp/2013_09_01_archive.html
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