2014年1月27日月曜日

電子書籍とか

西村良太です.
こんにちは.

電子書籍が売れない!とか
書店が潰れる!とか.

ほんとに何を今更いってるのかという
残念な気持ちになります.

日本でも,いくつかの会社が電子書籍を展開していますが,
そういう店からは,買いたくありません.

何故か.

不便なことが起こる可能性が高いからです.

電子書籍最大手といったら,やっぱりamazonなんだとおもいます.
kindleという電子書籍を読むためのタブレット端末や,
他機種でkindle用の電子書籍を読むための,
これまたkindleという名前のアプリがあります.

amazonから電子書籍を買った場合,何がいいのか.
多分,一番気になるのが,
「買った本が読めなくなったらがっかりする.」
ということなんです.

例えば,amazonでは,本を一度購入すると,何度でもダウンロードできます.
読むための携帯端末を機種変更しても,その携帯に向けてダウンロードできます.
つまり,電子書籍の場合には,
「購入した本をいつでもどこにでもダウンロードできる権利」
を購入しているのです.

つまり,この権利が揺らいでしまうような環境では,
買いたくないということなんです.

日本発の変な電子書籍の場合には,データの形式が変だったり,
電子書籍なのに,さっと買えなかったりと問題があって,
結局そのサービス自体が潰れてしまうことがあります.
(つい先日もありました)

そうなると,購入してあったダウンロード出来る権利も,
無くなってしまうわけです.
そんな,今にも潰れそうなシステムでわざわざ
購入するはずがありません.

amazonの場合には,会社自体も大きいですし,
そこが潰れてなくなる!ということにはならないと思います.
もし,潰れる時が来ても,それなりにダウンロード出来るように対処したあと
潰れていくと思います.

●●
最近CD売れない問題でもそうですが,
まず,CDプレイヤーを持っているユーザが存在しないということ.
時代遅れのメディアなんです.
カセットテープが廃れたことは知っていても,
同じようにCDはもうすでに化石クラスの廃れたメディアであることには,
全然気づかない人が居ることが驚きです.

僕は,最近は,音楽は,Apple社のiTunesStoreにて
mp3形式の音楽をダウンロード購入しています.
そうすると,これも,先ほどの電子書籍の話と同じなんですが,
何度でも,どの端末に対しても,ダウンロードすることが出来るようになります.

●●
このように,しっかりとしたバックアップが用意されている状態で
サービスをしないと,もうすでにそれ以上に進みつつある
amazonやappleに勝てるはずがないんです.

そんななか,日本の書店は,
「電子書籍を,本屋の店舗で選んで,レジでお金を払って
バーコードを読み込むと,本がダウンロード出来るよ」
とか,もう意味不明な方向に進んでいっています.

僕はがっかりです.



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